2020年7月・2020年8月 講習・講座のご案内

まだ間に合う講習・講座です。
「スキルアップ」の為に受講してみては??
詳しくは、各サイトまで。

清掃業務管理責任者レベルアップ研修

日付
7月10日(金)
会場
江戸堀フコク生命ビル(大阪市西区)
お問合せ
関西環境開発センター

ビルクリーニング初級研修

日付
実技:7月10日(金)・座学:8月7日(金)
会場
江戸堀フコク生命ビル(大阪市西区)
お問合せ
関西環境開発センター

建築物排水管清掃作業従事者研修

日付
7月21日(火)
会場
新潟ユニゾンプラザ(新潟市中央区)
お問合せ
全国管洗浄協会

派遣元責任者講習

日付
8月18日(火)
会場
江戸堀フコク生命ビル(大阪市西区)
お問合せ
関西環境開発センター

1級ビルクリーニング技能検定対策講習

日付
8月19日(水)~20日(木)2日間
会場
都内の研修所
お問合せ
甲信BM協議会

今の季節にぴったりなカビの事。
消えないカビ、取りきれないカビ についてコラムをご紹介します。

カビは消えても色が消えない…

まず、カビが消えないのは室内や室外、躯体や部材などの環境によって生息するカビの種類が違うため、洗浄剤や消毒剤が有効でないのではないかと考え検証を続けました。結果として、それは誤りでした。採取したカビは、カビ取り剤をしっかりと当てることができれば除去できます。しかし、検証の末わかったのは、躯体により除去の効率と結果が大きく変わることでした。
例として、水回りのコーキングから採取した黒カビをサブロー寒天培地に採取し、生育させました。生育後のカビを採取し、次亜塩素酸ナトリウム0.5%混合調整したカビ取り剤にて処理をしたところ、目視では確認できないほどに消すことができました。
しかし、実際にコーキングに生息しているカビは、同様のカビ取り剤を使用しても、消し去ることができませんでした。重ねてカビ取り剤のつけ置きや、躰体を壊さない程度の表面へのブラッシングなども行いましたが、除去しきれない結果となりました。
そこで、表面的な検査となりますが、色の消えないコーキング面にATP検査(A3法)を行った結果、基準値を下回る30RLUと非常に優秀な数値が検出されました。つまり、ATP検査およびパッチテストの検査結果は、表面に色づきは確認できるものの「表面にカビは存在していない」という結果になったのです。

色素の存在をお客様に伝え提案を用意

さらなる状況の検証は必要となりますが、内部への浸食によりカビ取り剤が真菌に届いていない可能性も否定できません。
最後に高い濃度での塩素系漂白剤につけ置き処理をしたところ、目立たなくなる程度に薄くすることができました。ただ、漂白作業は想定外の色抜けや躰体劣化、臭いの発生、作業時間も大幅にかかることもあり、リスクを伴う作業と言えます。試験では、目立たなくなるまで除去を行うことができましたが、色が消しきれないケースも起こり得るのです。
実際の施工では、さまざまな工夫が必要であることと、色素の存在をお客様にも認識してもらう必要があります。長く放置され、劣悪な環境ではびこったカビは、色素を持ち、固着していることになります。洗浄前にこのようなケースを想定し、素材の交換なども視野に入れた提案を検討すること、ならびに専門業者が知識を身につけこのような重症にならないような日常管理手法をお手伝いしていくことが、お客様にとっての利益になるのではないでしょうか。

(ビルクリーニング2020年7月号より抜粋)

2020年6月 講習・講座のご案内 >