お掃除の仕事について

お掃除の仕事とは？

一般的に「お掃除の仕事」と言うと、主婦の皆さんがされるお掃除を想像されるかもしれませんね。

「清掃業としてのお掃除」は、お掃除というよりも、チームでの製造業の感覚なんです。お掃除にかかる前に役割分担や段取り・作業計画をきっちりと練り上げ、いざ作業では、チームワークで予定の作業を効率良く進めて行く・・・（もちろん一人で作業を行う時でもシュミレーションを描いていきます）

清掃作業には性格が出ます！これは面白いところでも怖いところでもありますね。
ですから、作業を認めてもらう事は、人格を認めてもらう事なんです！！
作業の仕方を見れば、清掃レベルもその人の清掃業に対する意識もわかるのです。

こんな事がありました。
～ あちこちにかわいそうな建物が・・・！ ～

全てではないですが、古・新棟に関係なく汚れてしまっている建物がありますね。確かにどこかのお掃除業者さんが、お掃除しているはずなのに！
先日も私用であるビルに行きました。たまたまそのビルの1F共用部分のお掃除に来ているスタッフ5～6名の休憩中の一人に話かけました。
「私もあなた達と同じ仕事をしている者です。大変ですね？」その人は「俺達は孫請けだから安いのでこんな程度の掃除で良いの」と言っていました。

とてもかわいそうな建物です。安いから適当なサービスしかできないのではなく、適当なサービスしかできないから安い仕事しか来ないのです。いい加減な仕事をしていて、安いからこの程度の仕事で良いんだと思い、そんな仕事ばかりしていたら本当に仕事も無くなり、人間的にも信用が無くなってしまいます。

清掃業に対してプロ意識を持つ！

清掃業は、本人の汗・頑張りが形になる仕事です。そしてお客様に喜ばれ、感謝される素晴らしい仕事だと思うのです。
私はお掃除の仕事に誇りを持っています。
快適な空間を提供しその対価として報酬をもらう・・・お客様とは対等であると考えています。ですので、この仕事の価値がわからない人とは仕事をしません。
掃除屋だから・・・、こき使ってやれ！値切ってやろう・・・etc　中にはそんな考えのお客様が（まれにですが）いらっしゃいます。

清掃業のことをそんな風に考えている方とは、お付き合いもしたくないですし、当社の大事な社員にそんな作業をさせるわけにはいきません！幸い当社のお客様は清掃業・当社の考えにご理解をいただいていますので、パートナーシップで良い関係のお客様に恵まれています。

よく仕事（現場）が帰ってくる！

今の時代、厳しい競争はこの業界にもあります。実際私のお得意様の所に他業者様が営業され、値段安価等でお得意様を取られるケースがたまにあります。
大変残念で悔しい思いですが、今の時代仕方がないことです。でも2年以内にそのお得意様から「もう一度お世話になれませんか？」とご連絡をいただきます。その時のお得意様は「他業者様に変わったけれど、やはりお宅の掃除のやり方・仕上がりを見ているから・他業者様では満足できない。」
他業者様の仕事のやり方・仕上がり具合は把握しておりませんが、少なくとも戻ってきたお得意様は、お掃除をプロの業者に頼む以上、プロの仕事のテクニックの満足度を求められているのです。そんなお得意様の立場になり、期待に応えられるような仕事が出来れば必ずお得意様は帰ってきます。