TOP > お掃除エキスパート便 受講者専用ページ > vol.4 清掃技術の三本柱
2009年2月1日(日)
労働集約型である清掃は、個人の技能に負うところの大きい業務だといわれています。
では、清掃技能とはいったい何でしょうか?清掃技能を磨くとはどう言う事でしょう。
3つのキーワードがあります。
清掃技能を磨くためには、まず作業従事者として働きながら、資機材の正しい使い方や正しい作業方法などを会得する必要があります。そうすれば、立ち振る舞いがおのずと見栄えあるものとなります。
現場の状況を把握し、さいてきの資機材と最善の作業方法を描いて作業を行う。そうした美観に対する感性を磨くには、知識と経験の積み重ねが必要です。
現場の状況や清掃作業全体の流れを把握したうえで、資機材の配置や整理整頓から表示や連絡まで、運用上の危機を察知して未然に防ぐ。更に従事者としてのしつけにも目を向けるのが、気配りのできる人といえます。
つまり、どの現場においても清掃作業全体を把握しミスなく効率的かつ安全に作業が出来るようになるために清掃技能を磨くのであり、清掃技能をマニュアル化してどの現場でも使用出来る様にしたものが清掃技術であるということです。
皆さんも、現場によっては当てはまらないものもありますが、基本作業マニュアルを作成し作業従事者全員が迅速かつ安全に作業できるよう行っていきましょう。
ビルクリーニング 12月号より抜粋